自動車も今ではハイブリッド車が主流になったように、学習塾も「AIを使ったタブレット学習×教科書での個別指導」へと進化を続けています。
AIタブレット学習(ショウイン式)についてはこちらの記事を参考にしてください。
今回は自塾の中学生が使っている個別指導塾専用教材「フォレスタ」について書いています!
フォレスタとは?
全国の学習塾の約6割が採用していると言われている、人気の塾専用教材です。https://www.foresta.jpn.com/
中身を一言でいえば、「全国から集めた定期テストや過去問を、生徒のレベルに合わせて出題してくれる教材」です!
生徒が一歩一歩、階段を上っていけるように細かく設計されています。
指導にばらつきは出るのか?
生徒が見て、理解しやすい作りになっているので、どんな先生でも指導しやすいです。
そして、すべての問題に「動画による詳しい解説」がついているのが有難い!
教室には各席ごとにタブレットを完備してあるので、タブレットで動画を見ながら理解するまで学習することも可能。
直接指導する場合もありますが、これは生徒に合わせてですね。
また、単元の理解度に合わせてサッと進めたり、じっくり学習したりと、様々な使い方ができるのも採用している理由です。
と言った流れです。
入試直前の入塾でも学力を伸ばせる
とある中学3年生は入試直前まで全く「理科」「社会」を勉強していませんでした。
中学3年の2月ごろからフォレスタ理科・社会を使って指導したところ、理科は入試過去問で70点台を叩き出すまでに!
学力の底上げに大いに役立っています。
推薦受験は不合格となりましたが、一般入試で無事に倍率1.4倍の高校に合格となりました。
事前に「入試によく出る単元」を手厚く対策したのも功を奏しました。
暗記系の単元にも強いので「入試直前の追い込み学習」に有利な教材ですね。
繰り返し学習には向いていないかも
あくまで私個人の意見ですが、フォレスタはショウイン式ほど問題数が多くないので「繰り返し学習」には向いていません。
とにかく紙の教材の弱点はここに尽きます。
生徒が「答えの場所や記号」を覚えてしまうんですね。
それと、フォレスタにはハイレベルな問題が少ないので、自塾では全国から集めた過去問を受験生に解かせています。
ハイブリッド学習塾には心強い味方
ちょっとだけ惜しい部分もありますが、フォレスタが多くの学習塾に支持されているのは本当に優秀な教材だからだと思います。
このような使い方もできます。
デジタル学習とプリント学習のかけ合わせは、相乗効果で確実に学力が伸びます。
あとはいかに「勉強へ取り組む姿勢」を作ってあげるかですね。