期末テストが今週から来週でほぼ全員終わります。
受験生は本格的な入試対策ができるシーズンへと突入します。
自塾では、勉強法の指導にも熱を入れているのですが、
特にこの時期の学習は「問題演習」を中心に取り組んで欲しいと思っています。
暗記できたら「すぐに問題を解く」が勉強のキホン!
生徒たちの勉強方法を見ていると、「教科書を眺めて終わり」
もしくは「教科書の内容をまるごと書き写して終わり」と言った子も中にはいます。
実はこの2つ、なかなか危ない勉強法なんですね。
特に「教科書の内容を書き写して終わり」のほうは、100%勉強した気になるので注意が必要です!
では、どうするべきかと言うと、
「暗記できたらすぐに問題を解いてみる」です。
勉強では、「問題を解く時」に最も頭を使います。
頭から答えを導き出す作業をするからですね。
ただ暗記するよりも、脳に何倍も負荷がかかります。
例えば理科だったら、物理の計算の公式を覚えた後に、応用問題を解いて実際に計算してみる。
英語であれば、英単語を10~20個くらい覚えた後に和訳を隠してチェックしてみるなど。
ちなみに英単語の暗記は中3の夏期講習で終わらせているのが本来はベストです。
文法も関係代名詞まで終わらせておけば早い段階で入試過去問に入れますからね。
問題を数多く解くことで経験値がアップする!
経験値がダントツで必要になってくる単元と言えば「数学の図形」でしょう。
図形は、計算と違って「答えるまでの道筋」が分かりにくいものが多いです。
数学で最もテクニック・思考力を要する単元なんですね。
ただし、応用問題を数多くこなし、経験を積むことで解法のパターンを身につけることが可能なんです。
そして、問題を解くスピードも徐々に速くなって行きます。
高専の数学などであれば、練習して問題を解くスピードが速くならないと図形を解く時間が足りません。
理科の計算系の単元も同じくですね。
練習不足だと入試で確実にフリーズします!
本日のまとめ
「わかる」と「できる」は全く別物だと言うことを理解して頂けると幸いです。
間違った勉強法を続けている生徒は、早めの軌道修正をオススメします!
自塾ではタブレット学習で、「必要な箇所だけを暗記しながら数多くの問題演習を行うことができる」ので、自然と正しい勉強法が身に付きます(^-^)
コチラの記事で、「実際に問題を解くことの難しさ」と、「問題を解くことが脳に負荷をかける」ことを実感して頂けます!