自塾では、「過去問集を使った入試対策」にはそれほど時間を使っていません。
なぜなら、入試で過去問と同じ問題が出題されることはないからです。
あくまでも過去問は「志望する学校の出題傾向を把握するためのもの」だと考えたほうが良いでしょう。
宮崎県や鹿児島県、国立高専などで、入試の出題傾向が全く異なるのは確かです。
では、理想的な入試対策はどのように行うべきか?を考えてみます。
とにかく応用問題を数多く解く
一番理想的な入試対策は「とにかく応用問題を数多く解くこと」です。
そのためにまずは、行きたい高校で良く出題される単元を”過去問を使って把握”します。
だいたい把握できたら、他県の過去問でも問題集でもなんでもいいので「出題される単元の類似問題」をひたすら解いてみます。
例えば数学なら、関数の応用問題を20問から30問くらい解いていくと、問題を解くスピードが速くなるのを実感できるはずです。
逆に言えば、志望校への「確実な合格」を目指す場合、このくらいの問題演習は当然必要になってきます。
ちなみに応用問題を解くのは、必ず”その単元の基礎がしっかり身についてから“です。
市販の過去問集だけでは全然足りない
同じことを宮崎県の過去問だけでやろうとすると、20年分から30年分は必要になるので、明らかに効率が悪いし大変ですよね。
自塾では、数学は「関数」や「図形」
英語は「リスニング」「並べ替え」「長文」など単元ごとに100~200問の過去問(応用問題)を揃えてあります。
すべて難易度別に分けてあるので、生徒の学力と志望校に合わせて”最適な問題”を出題することが可能なんです。
しかも、すべての問題を「わかるまで丁寧に個別指導」しています。
まずは難易度の低い問題から解いて自信をつけ、徐々にレベルを上げていくような流れです。
最後は入試予想問題集と過去問で仕上げる
応用問題でのトレーニングが終わったら、塾専用の「入試予想問題集」を使って入試で出題されやすい問題を”全教科6回分”解きます。
ちなみに教材費と対策費は無料です。鷹尾校では月謝以外にかかる費用は統一模試くらいしかありませんのでご安心ください。
英検対策も「5級から2級まで」合格するまで無料で受講できます。
中学3年生は冬期講習あたりから土曜日に入試予想問題集を使って教室内模試を行っています。
このように、1人ひとりに合わせた「徹底的な入試対策」を行うことで、毎年高い合格率をキープしています。
ほとんどの生徒は数学・英語の基礎固めからの学習になりますので、志望校への確実な合格を目指す方は夏までの入塾をオススメします。