覚えてしまうと危険な【間違った勉強法】

体験学習の際にお悩みを聞くことがあるのですが、最近特に多いのが「勉強のやり方が分からない」と言ったお悩みです。

勉強のやり方が分からないと言うか、「やり方が合っているのか分からないまま」勉強している生徒が多い印象ですね。

正しいやり方で勉強しないと、成績が上がらないため、結果的にやる気を無くしてしまいます。

「やっても意味ないじゃん」と思ってしまうんですね。

人は結果が出たら、やる気が出てもっと頑張れるものです。褒められて嫌な人はいませんよね。

なので基本的なことではありますが、勉強法が分からない生徒には正しい勉強法を教えるようにしています。

間違った勉強法が危険な理由

なぜ間違った勉強法が危険なのか、少し書きたいと思います。

①勉強した気になってしまう(満足してしまう)

間違った勉強法は、勉強していないのにした気分になってしまうため、とても危険です。

例えば、「教科書を見る(眺める)だけの勉強法」ですね。

学力が身に付かないのにやった気がする、最も危険な勉強法です。

入塾してから生徒に自宅での勉強法を聞く時がありますが、見る(眺める)系の勉強をしている生徒は学力が低い傾向にあります。

ですがそう言った子たちでも、やり方を直したら学力がどんどん伸びていきます。

②悪いクセが身に付いてしまう

間違った勉強法を続けていると、正しい勉強法へと直すのに時間がかかることがあります。

例えば数学だと「計算式を飛ばしてしまう」生徒が多いです。無理やり暗算をして、ノートに書かずに解こうとするんですね。その結果、やはり不正解が多いです。

悪いクセと言うのは根本的に染み付いてしまうと取り除くのが困難になってしまいます。

猫背の方が、猫背を直すのに時間がかかるのと同じですね。正しい方向へ向けて、しっかり矯正をしないといけません。

なので教室では、正しい勉強法になるまで時間をかけて指導を行います。

正しい勉強法の例

勉強法の一例ですが、

「問題を何も見ないで解いて、間違えた問題を解き直す」。

これが、成績を伸ばすには最も有力な勉強法です。

勉強のニガテな生徒のほとんどは、「問題を解くこと」、もしくは「解き直しをすること」を嫌います。

実際にプリントを解かせてみると、解き直しをしない(ひどい場合は答えすら書かない)ことが良くあります。

これでは成績が上がらないので、「なんで間違えたのか?」について考えさせることから始めます。

ちなみに解く問題は、自分のレベルより「少し上」の問題を選ぶといいです。

暗記問題の場合は、「出来なかった箇所を暗記し直して再挑戦する」までが一セットになります。

まとめ

正しい勉強法を身に付けておくと、社会に出てからも役に立つことが多いのでオススメです!

「例えば職場でのメモの取り方や、問題が起きたときの対処法など。」

正しい勉強法は生きる力にも繋がりますので、勉強法が分からない方は早めの対策をお願いします!

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Tsumagari TakumiTsumagari Takumi
宮崎県都城市にある松陰塾 鷹尾校の塾長。 完全個別指導ならではの、一人ひとりに合った学習サポートでしっかり学力を伸ばします。 最近はヤマダ電機と都城市立図書館がお気に入り。