松陰塾の指導でも特に力を入れている「アウトプット学習法」についてです!
かなり重要な勉強法なので、参考になる部分があればぜひ取り入れてみてください。
「勉強」を「作業」で終わらせないためにも!
アウトプット学習とは?
勉強には大きく分けて2つの学習法があります。
それが「インプット学習」と「アウトプット学習」です。
インプット学習は、教科書や映像授業を見て「記憶する」までの勉強法で、アウトプット学習は記憶したものをまとめたり、問題を解いたりと「外に出す」ような学習法です。
アウトプット学習のポイント4つ
ここからは具体的に4つのアウトプット学習法を紹介します。
テキストの内容をノートにまとめる
テキストで学んだ情報を、自分で考えてまとめるのは良いアウトプットの方法です。
ノートまとめ術はコチラの記事も参考にしてください。
アウトプット学習で大事なのは「脳に負荷をかけて勉強すること」です。
人は、何かを思い出そうとするときに脳に負荷をかけます。
大事なことを思い出せなくて頭が痛くなった経験は、1度はあるのではないでしょうか?
単にテキストや黒板をノートに丸写しするのは、脳に負荷を全くかけていない勉強法なのであまり約に立ちません。
英単語、公式などを声に出す
英単語の暗記は、とにかく「声に出す」ように指導しています。
同じ英単語を「10回書く」よりも「10回発音する」ほうが早く覚えられるし、何より効率的ですよね。
これは社会や理科の暗記にも使えます。
声に出しながら暗記したい部分をまとめたり、英単語の和訳を隠して発音しながら答え合わせするのも効果的です。
お風呂の中でまちがえた英単語を10回ずつ唱えよう!
プリントを何も見ないで解く
数学や英語で「この単元は覚えた!」と思ったら、実際に何も見ないでプリントを解いてみましょう。
「わかる」と「できる」は全く別であるのに気づくはずです。
教科書をなんとなく眺めて授業を聞いているだけでは、勉強ができるようになるまでにとても時間がかかります。
公式や文法を使いこなせてこそ、本当に理解したと言える。
友達に解き方を教える
解き方を教えるには、まず自分が解き方を分かっている必要があります。
そして、教えるには「頭の中で内容をまとめる力」が必要になります。
教えるというのは、声に出すというアウトプットの大事な要素も入っているため、非常に効率がいいのです。
覚えたいことや、覚えたばかりのことがあったら積極的に友達に教えるようにしましょう。
「教える」のが最強のアウトプット学習。
アウトプット学習まとめ
自分がいま、「勉強しているかどうか?」確認したいときは、脳に負荷をかけているかどうか?で判断してください。
勉強はインプット学習のまま終わるのではなく、必ずアウトプット学習までやるようにしましょう。
そうすれば、勉強の濃度は必ず上がってきます!
脳に負荷をかけることで、新たな学びを得る
- 知識習得・理解度向上・問題演習
脳に負荷をかけずに、同じ作業を繰り返す
- ノートの丸写し・教科書を眺める
「インプット学習」→「アウトプット学習」を理想的に行えるのが「ショウイン式」です。
内容が理解できるように、考えながらノートにまとめることが大事。