今回は2024年度の英検から追加された「Eメール問題」の対策についてです。
これで準2級のライティング問題は「2問」となりました。
中学生にはちょっとシビアな展開ですが、要点をしっかり抑えれば合格点に持っていくことができるので参考にされてください!
Eメール問題の対策
それでは、さっそくEメール問題の対策をしていきましょう。
まずは型(テンプレート)を覚える!
これは既存のライティング問題でも同じです。
まずは問題に対しての「基本的な返し方」をマスターしましょう。

これは最新の過去問ですが、問題の構成はだいたいいつもこんな感じです。
重要なポイントは、
- メールの質問に答える
- 下線部に対して質問を2つする
この2つです。
それぞれの対策を見ていきましょう。
メールの質問に対しての答え方
今のところ、メールの質問はすべて文の後半に出現しています。
最新の過去問だと、
Do you think such a break will become popular in Japan?
の部分ですね。
このように、Eメール問題の質問部分は「Do you think ~」の形で出現することが多いです。
なのでライティングの書き出しは、
I think (that) ~ からスタートすれば問題ありません。(もしくは I don’t think that ~)
ただし、英文の語数の目安は「40語~50語」となっているので、必ずこれを満たす必要があります。
なので語数が足りない場合は、
「I’m suprised that (Eメールの内容)」などを文の最初に入れて語数を稼ぐのもオススメです。
「I think 」の後の文章は、主語・動詞を使ってなるべく自分の言葉で書いてほしい所ですが、思いつかなければ文中の英文をそのまま使ってください。
下線部に対して質問を2つする
メールの質問に答えた後は、こちらから下線部に対して2つ質問をします。
質問の内容はEメールの内容に適したものであれば何でも大丈夫です。
語数が不安なら、質問をする前に、
I have two questions.
を入れておくと良いでしょう。
- How much did it cost?
- What color is it?
- How big is it?
- How many people were (下線部の内容)?
この辺りが質問でよく使うものになります。
英検で使えそうな疑問文を5つくらい暗記しておいて、場面によって使い分ければよろしいかと。
スペルミス、文法ミスがないかチェック!
当塾でも英検対策期間は毎日のようにライティングの添削をするのですが、
英語に慣れている子、得意な子でもスペル・文法ミスは多いです。
英文は「読む」より「書く」ほうが何倍も難しいですからね。
ライティングは最低でも5問~10問くらいは練習しておきましょう。
