合格率を上げるために塾で意識していることを少し書いています。
※県立高校の一般入試を受ける場合です。
数学・英語は「解く問題」を絞る!
数学・英語の入試問題は、「全部解かないように」指導する場合が多いです。
なぜなら、入試問題は100点を取れないように作っているからなんですね。
数学であれば、図形の最後の問題など。
宮崎県の入試問題は、特に厳しめに作ってる感じがしますね。「正解率0%の問題」などが普通にあります( ゚Д゚)
なので、まずは数学の大問1(計算)で約30点を取るように指導します!
鷹尾校は計算力が強くなるシステムを取り入れているので、このあたりはほとんどの生徒がクリアできるようになっています。
数学は大問3あたりから「解く問題」を絞っていきます。
例えば、大問3あたりで良くでてくる関数の問題ですね。
この問題で言うと、問1~4までのうち、上の2問だけを解かせます。
その代わり、”全力で上の2問を取る”ように指導します。
数学は問1~2あたりまでは、比較的取りやすい問題が多いんですね。なのでここを「確実に」取って、次の大問に移ります。
進学校を目指す生徒など、志望校や学科によっては問3~4までしっかり解かせます。
大問1の計算をしっかり取れば、あとは各大問の上の問題を丁寧に取っていくだけで数学は60点を目指せます。
各教科で60点ずつ取ると、「5教科で300点」になるので、かなり合格率は高くなってきます!
英語の英作文は慣れていないと難しい
英語は、大問3あたりからちょくちょく英作文が入ってきます。
志望校によっては、ここは読まずにパスします。
理由は、英作文は正解率が低いのと、大問5の長文に時間を費やしたいからです。
高校入試の英語の得点源は「長文」ですからね。ここで得点が取れるかどうかで英語の点数は大きく左右します。
なので英作文よりも、長文の選択問題(記号問題)を確実に取るように指導します。
英語が得意な生徒や、志望校によっては英作文も書きますが、いずれにしても”あまり時間をかけない”のがポイントだと思います。
効率よく志望校の合格ラインに到達するための指導を意識しています!
最近は問1に「記述の問題」が入ってくるパターンも出てきました。その場合は問2~問3が比較的取りやすいので、その2問をしっかり正解できるようにします。