うっかりミスを防いで、数学の点数を上げる方法について書いています!
特に「一次関数」や「図形」の問題で必要になってくる考え方です。
“解き方は分かっているのに、つい計算ミスをしてしまう…”なんて方もご覧ください!
数学は「だいたいこのくらい」を大事にしよう!
これは「図形」の問題が一番わかりやすいかと思います。
例えばこの図のように、Xの角度を求める問題ですね。
この問題を見て最初に考えるべきことは「だいたいのXの角度はどのくらいになるか?」です。
これだと、直角(90度)より外に出ているので、だいたい120度くらいになるのが分かりますよね。
これを踏まえた上で、問題を解いていきます。
そして出てきた答えが60度だった場合、明らかに計算ミスだと分かりますよね。
実際に解き直してみると、やっぱり生徒が計算ミスをしていて、
ちゃんと計算したら答えが合う場合が多いのです。
関数も同じく!だいたいこのくらいで解こう!
一次関数は数学の中でも特にニガテな生徒が多い単元です。
しかし、関数は基礎を身につければ「うっかりミス」を防ぎやすい単元でもあります。
例えば、傾きは自分から見て”右肩上がり”であればプラス、”右肩下がり”であればマイナスとかですね。
これで符号ミスを防げます。意外とミスする生徒が多いんです。
そしてこの図のように、切片を求める問題ですね。赤ラインの直線の切片を求めるとします。
切片は、「Y軸と直線がぶつかる地点」なので、Y軸の目盛りを見た感じから、答えはおよそ-1000くらいになることが予測できます。
切片を計算してみて、+50とか-100になっていたら明らかに間違いであることが分かりますよね。
これが数学で「だいたいこのくらい」を考える大事さです。
おおよそを把握することで、ミスを大幅に減らすことができます!